理事長のあいさつ

 

医療法人 賛幸会 社会福祉法人 賛幸会 理事長挨拶

 医療法人賛幸会は、「地域医療の提供」と「医療を提供できる高齢者福祉の実現」を目的に平成10年に設立されました。高齢化社会を迎えるにあたって国が進める医療機関である「老人保健施設」、「診療所」、「訪問看護ステーション」を医療と福祉の核として整備し、さらに平成15年に地域高齢者福祉の更なる整備を目的に社会福祉法人賛幸会を設立し、終の棲家としての全室個室ユニット型の特別養護老人ホームや地域での生活支援の目的の短期入所施設、認知症対応高齢者グループホームを整備し現在に至っております。「全室個室ユニット型施設」は全室がプライバシ-を保つことができる個室で、入所された方に合わせた個別ケアによる質の高いケアが行われるものであり、将来の日本における高齢者の理想とする住まいとして国が介護保険施設として推進整備しているものです。

 現在日本は、人類が嘗て経験したことのない急速な高齢社会の進展を迎えております。国の財政が悪化する中で将来国民の生活特に高齢者の生活をどのようにして保証するのかは喫緊の課題です。開設以来、社会福祉法人・医療法人賛幸会は介護保険施設としての中核として地域で活動を展開してまいりましたが、現在国が将来に向けて進めている「高齢者が住み慣れた地域の中で支えられた生活」を実現するための「地域包括ケアシステム」の具体化に向けて「地域を支える核」としてさらなる活動を果たすことが我々に課された重要な任務であると考えております。

 賛幸会は、高齢者が質の高い安心した老後をおくることができるよう ①医療のある高齢者施設(医療と福祉の融合) ②住み慣れた地域での生活が続けられるよう生活を支える施設 ③高齢者の権利を尊重した質の高い施設を提供し地域に貢献することを目指しております。

 賛幸会の各施設(診療所、老人保健施設、特別養護老人ホーム、グル-プホ-ム、訪問看護ステ-ション、デイケア、デイサ-ビス、居宅支援サ-ビス)は鳥取市内から近く交通のアクセスの良い場所にあり、遠くに扇ノ山を仰ぎ農村の田園風景に囲まれた風光明媚な環境の中に囲まれています。さらに平成26年秋には全室個室ユニット型の特別養護老人ホ-ム「のでら はまゆう」(75床)が完成し、介護保険で支えられた終の棲家としてご利用に供されます。

 賛幸会は、高齢者の方々がこの地域での生活の継続を実現するために今後とも最大の努力をいたします。

 今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

医療法人賛幸会・社会福祉法人賛幸会
理事長  田中 彰